2016年2月3日、節分の日。
朝、1本の電話が!
日通のペリカン便さんから
「空輸でお荷物が届いております」とのこと。
待っていると、ホノルルから1つの段ボールが!

昨年の6月、ハワイを訪れた際に
カスタムオーダーをしてきたウクレレが届いた!
箱を開けてみると、
英字新聞に埋もれたハードケースが!

英字新聞をモグラのようにかき分けて
中身を取り出してみると、
通常のHF-3と同じハードケース。

カスタムオーダーの場合、
通常とは違うケースが付属されると
他のミュージシャンから聞いていたのだが、
今回は通常のハードケースだった…
ウクレレは1本1本まるで木目が違う。
もちろん、ボディの材質である
ハワイアンコアのグレードは選べたが、
どのような木目かは開けてみなければわからない。
どんなルックスかと期待する半面、
もし理想と違うルックスだったら…
なんて考えながら、
ケースの留め具をパチパチっと外してみた。
竜宮城から持ち帰った玉手箱を開けるかのように
そっと上蓋を開けてみると…

おーーーーーーーーー!!
見事なカーリーコア!!
通常のスペックでは使われないフルカーリーコア!
牛肉で例えるとA5ランクのような、
美しい木目に一安心!

今回のカスタム内容は
ボディに使用するハワイアンコア材のグレード選択、
ボディに施すロゼッタ・パーフリング・バインディング、
ブリッジ材、指板材、フェイスプレート材、
ポジションマーク等のインレイ、ペグの選択…
といったほぼ全ての内容(笑)


他メーカーでも素晴らしいウクレレは無数にあり
色々と使用させてもらったが、
自分のスタイルや音楽に一番フィットするのが
KAMAKA社のウクレレだったので
以前からKAMAKA社のウクレレを使用していて、
いつか自分の思い通りのカスタムした
KAMAKA社のウクレレが欲しかった…
でも現地でオーダーすることや
なかなか高価であるがゆえに
今までタイミングがなかったが、
2011年から使い続けていたHF-2LKが
弾きすぎて痛々しい姿になってきたので、
そろそろと考えていたところだった。
そんなタイミングもあり、
今やっと手にすることができた!!

ちなみにKAMAKA社は2016年で100周年を迎え
今年はカスタムオーダーは受けていないらしく、
まさにギリギリのタイミング!
そして音色は、生音なのにボディの共鳴が素晴らしく
すこーしコーラスをかけたようなサスティーン。
KAMAKA社のウクレレの最大の魅力は
何と言っても音色だと思う。
右手のタッチによって
パきっとパンチのある音も出せるし、
甘くウォームな音も響かせてくれる。
その両方を兼ね備え、
バシッとはまる音色こそが素晴らしい所!!
もちろん、できたてホヤホヤなので
今は若い音色だが
年数をかけて、こいつの成長と共に
自分も成長していきたい!
そんな風に思った。
とにかく、ルックス・見た目共に
大満足の相棒を手にできた!
素晴らしいウクレレを作ってくれたケーシーさん、
そしてKAMAKA社のスタッフの皆さんに心から感謝!!

2016年、節分を節目に
こいつと進める限り進んで行こうと思う!!